家族を愛し、仕事を愛し、退職後は地域の活動でたくさんの方々とご縁をもって暮していらっしゃったKさんが、ご往生なさいました。お寺の行事や活動にも、いつも笑顔で参加してくださったKさん。詠唱会の若手メンバーとしても活躍してくださいました。感染予防の為にお身内中心で執り行われた本日のお葬式でしたが、出棺前に一般のお別れ時間を設けてくださいました。詠唱会のメンバーで詠唱奉納をさせていただきました。Kさんも、きっとお浄土でご一緒にお唱えくださったことと思います。ありがとうございました。お式の会場には、Kさんがお家や地域やお寺の活動などで作られた沢山の作品が素敵に飾られていました。
Kさん!阿弥陀様にお迎えいただいて、極楽浄土へ行かれましたね。さようならではありません。お浄土から、これまで以上に私たちに、檄を飛ばして、後押ししてやってくださいね。これからも、ともに生きてくださいね。よろしくお願いします。そして、私たちもきっとお浄土で、またお目にかかります。その再会を楽しみに、これからも、ともに生きてまいりましょう。南無阿弥陀仏
次の二曲をお唱えしました。
お寺参りの際には、本堂内の河津桜が満開でした。
月かげのご詠歌 ~法然上人御作~
月かげのいたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ
光明摂取和讃 ~古歌~
人のこの世はながくして かわらぬ春と思いしに 無常の風はへだてなく はかなき夢となりにけり
あつき涙のまごころを みたまの前にささげつつ ありしあの日のおもいでに おもかげしのぶもかなしけれ
されど仏のみ光に 摂取されゆく身にあれば おもいわずらうこともなく とこしえかけて安からん
南無阿弥陀仏 阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 阿弥陀仏