令和6年迎接院春彼岸法要「諷誦会」を厳修致しました。冷たい強風に霰の降る日となりましたが、沢山の方にお参りいただき、ありがたい法要となりました。諷誦文を諷誦する、この春彼岸法要です。それぞれの諷誦文は、お持ち帰りいただきお供えください。お参り人数を制限しましたので、Facebookにてライブ配信致しました。お彼岸中はいつでも視聴いただけます。こちらからもお参りください。 https://www.facebook.com/koushouin/videos/24935388126104897
本日の法要に先立ち、迎接院に、比叡山青龍寺報恩蔵から法灯リレーされた「法灯」が灯りました。本令和6年は、浄土宗が開かれて850年ご祥当の年です。全国浄土宗の若手僧侶が組織する全国浄土宗青年会が、昨年の5月9日に、宗祖法然上人がお念仏の教えに確信を得、浄土宗を開くきっかけとなった「一心専念の文」と出会われた比叡山青龍寺報恩蔵の灯をいただかれました。そして、上人のみ教えとして仰ぎいただいた灯「法灯」を、大本山金戒光明寺など法然上人ゆかりの地を経て総本山知恩院まで念仏行脚され、そこから全国の教区また国外にまで、この「法灯」がリレーされたのです。ついに本日、リレーされた「法灯」が、当山迎接院のご本堂にもと届きました。青年会にも所属している副住職の手から、住職にリレーされたのです。春彼岸中日の今日から、秋彼岸中日の秋彼岸法要まで、毎日、ご本堂でこの法灯が灯ります。この間に、迎接院では開宗850年の慶讃法要並びに慶讃事業を計画しております。後日ご案内致しますので、どうぞお楽しみになさってください。
最後の写真は、本日の諷誦会にお参りくださったお檀家さんが、法要後に届けてくださったお料理です。初彼岸をお迎えになったお母様が、生前お作りになっていたお赤飯や牡丹餅などを、今日はご子息様が作られたとのこと。お供えされた息子さんの、お母様への深いご愛情に、胸が打たれました。お母様がお慶びであろうとはもちろん、一緒にお浄土にいらっしゃるお父様やご先祖様方も誇らしくお喜びのことと思います。お彼岸に、ご先祖様方とあたたかな「ともいき」が出来ると嬉しいですね。森さん、ありがとうございました。