浄土宗
紫雲山

迎接院ブログ

蓮の花の瞑想から💛
今夜は、「お寺でヨーガ:はすの実」でした。
朝のうちに開花した境内の蓮は、夜にはしっかりと閉じています。明朝また、花を開きます。今夜のヨーガの瞑想は、蓮の花に抱かれることをイメージして。蓮華座に居て、花に包まれた自身を思い浮かべる瞑想でした。丁寧に身体を愛おしむヨーガの時間です。ご指導くださるMiho先生、ご本堂でご参加の皆様、オンラインでご参加の皆様、今夜もありがとうございました。
浄土宗の教えでは、お念仏を称える者の臨終の際に、阿弥陀如来さまはじめ諸菩薩様が来迎くださいます。そして、合掌姿の勢至菩薩様が手を解いてその者を、観音菩薩様の手に在る蓮の花にお乗せくださり、極楽浄土へ引接していただけるのです。その際には蓮の花が一旦閉じて、包まれて、極楽浄土へ往生させていただけます。極楽で、その蓮の花が開きます。阿弥陀様のお説法を拝聴し、先立たれた大切な方々とまた再会致します。そんな蓮の花に抱かれることを、今夜は瞑想しながら思いました。ありがたいヨーガの時間でございました。

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