
久しぶりに、雨が降る日となりました。今日は、住職は地元の弓ヶ浜小学校へ3年生の学習にゲストティーチャーとして招かれてお出かけ、寺庭婦人は自坊で絣の時間を楽しみました。
住職が入室すると「寺子屋の和尚さんだ!」と声がかかり、地元のことを学習する子どもたちの手助けができることを、一層うれしく思いました。地元の宝は、「命を守り、いつ久しく幸せを!」と願ったご先祖様の願いの結晶は、今あるこの子どもたちの命であり幸せなのです。そしてこの宝を次の世代に引き継いでいくのは、今を生きる私たちなのですね。
お寺の方では、今日も機の音が響く絣の時間でした。今日は、伝統工芸士の渡邊さんはお休みでしたから、右往左往しながら自分たちで頑張りました。糸を紡いだり、紡いだ糸をカセにしたり、絵絣を織ったり。一つひとつが、手は掛かるものの楽しいです。
何気ない日常の暮らしの中に、実は幸せが詰まっていることを実感します。本日も、ありがとうございました。