
2日3日と、おてつぎ信行奉仕団で、浄土宗総本山知恩院へお参り致しました。50年以上伯耆組として他寺院と一緒にお参りしてきましたが、コロナによる休止を経て、昨年から当山単独でお参りを始めました。日に一度は、仏壇参り。月に一度は、寺・墓参り。年に一度は、本山参り。お檀家さんと一緒にお参りできますことが、誠に嬉しく、ありがたいことでした。
御法話を拝聴したり、別時念仏を勤めたり、礼拝をしたり、詠唱奉納もさせていただきました。また今年は、特別なこととして、重要文化財で内部非公開の大方丈にある「柳の間」と「鷺の間」のお掃除をさせていただく栄誉に預かりました。狩野派の襖絵がある江戸時代そのままの、本物のその部屋をお掃除するのです。誤って傷つけることのないように、ドキドキしながらの掃き掃除拭き掃除でございました。またとない経験になりました。
初参加の方から31回目の参加の方まで、ともにお念仏をお称えして、寝食もともに過ごす2日間です。本日知恩院を下山後は、東大寺再建で知られる重源上人創建の「浄土寺浄土堂(国宝)」をお参りし、仏師快慶による「阿弥陀三尊(国宝)」に、お勤めとお念仏を致しました。その後、お釈迦様のご遺骨(仏舎利)のある姫路市名古山仏舎利塔をお参りし、「南無釈迦牟尼佛」もお称えしました。観光ではなく祈りの旅でございます。ご一緒してくださった皆様、ありがとうございました。お支えくださったそれぞれのご家族の皆様、ありがとうございました。また、丁寧な受け入れと多くのご配慮をいただきながらご指導くださった総本山知恩院の関係者の皆様、和順会館の皆様、誠にありがとうございました。浄土寺の皆様、名古山仏舎利塔の皆様、ビーエス観光関係者の皆様、お世話になりました。感謝申し上げます。
来年も、おてつぎ信行奉仕団で総本山へ参拝したく思います。皆様、ぜひご一緒致しましょう。合掌