迎接院は、弓ヶ浜にある小さなお寺です。江戸時代に開墾された当地では、暮らしの衣は藍染め木綿のはま絣でした。各家庭で家族の為に織られたのです。今では、弓浜絣と呼ばれる伝統工芸品として、その魅力が広く認められているところです。
今日は当山の寺庭婦人が、米子タカシマヤで開催中の「弓浜絣の歴史展」へ行きました。明日の最終日を前に、間に合いました。ご先祖様の暮らしに触れ、想いを向けて、手を合わせる機会にしたいものだと思います。
以下、寺庭婦人の投稿より。
米子タカシマヤで開催中の「弓浜絣の歴史展」へ行ってきました。良かった!明日までなのです!!
先日ご逝去された嶋田悦子先生の追悼展示もされているということで、先生にお参りする思いで出かけました。先生の「工房ゆみはま」後継者で義息子さまの田中さんに、直接お話を伺うことが出来ました。また、先生のご指導を受けられた「絲の文」の山下さんとも、お話することが出来ました。嶋田先生は、埋もれそうになっていた弓浜絣を掘り起こし、現代のものとして魅力を形にまとめ上げ、更に素晴らしい後継者をたくさん育てて未来にも繋げるという、それは偉大な業績を残されました。会場で、先生ご愛用の上っ張りを拝見しました。私の大好きな弓浜絣の魅力に溢れていました。優しさ、信念、高い美意識、深い愛。先生には、これからも私たちをお導きいただかねばと思います。これからもよろしくお願いしますと、ご挨拶とお願いをして帰りました。
山陰の手仕事 ギャラリーen さん@teshigoto_enとも、たくさんお話をさせていただきました。また、織り物の師匠長谷川さんにもお目にかかり、弓浜絣から広がるご縁の数々に感激して帰りました。幸せです。
弓浜絣保存会さんの糸紡ぎ講習会がありますよ~!
これはおすすめ!都合がつけば、私も行きたい💛