浄土宗
紫雲山

迎接院ブログ

家康公と浄土の教え
寺子屋サロン
大河ドラマ(今年は「どうする家康」)と「英雄たちの選択」は、録画して観ております。迎接院は浄土宗のお寺なのですが、ちょうど徳川家康公と浄土宗の関わりをテレビ番組から観ることが出来て喜んでおります。
 
 
 
 
家康公と浄土の教え
 「厭離穢土 欣求浄土」、これは徳川家康公の旗印で知られています。NHK大河ドラマ「どうする家康」第2回の放送でも登場しました。また、昨日再放送されたNHKの「英雄たちの選択」でも紹介されておりました。
 桶狭間の戦いから家康は松平家の菩提寺大樹寺へ逃れ、先祖の墓前で割腹しようとします。実にまだ19歳。住職の登誉上人に諭された家康は自害を思いとどまり、その後の生き方を大きく転換していくことになりました。大樹寺は、家康の先祖松平親忠公が創建した浄土宗の名刹です。家康は、「厭離穢土 欣求浄土」を生涯旗印として生きました。家康はまた、阿弥陀如来像を身近に置いて念持仏としたことでも知られています。東京芝増上寺安国殿の「黒本尊」と、静岡宝台院の「白本尊」です。乱世を生き抜き、戦乱のない世を希求した家康公の生涯を、大河ドラマでどのように綴られるのか楽しみです。
 お檀家さんやお参りの方々と、大河ドラマの話題から、改めて浄土宗の教えに触れるきっかけをいただいております。時代は移り変わっても、やはり生きていくことは大変なことですね。自身の生き方に迷うときが、苦しいと逃げ出したくなるときが、誰しも必ずあるもの。そんなとき、いえ、いつでも、どうかお寺にお参りください。御本尊様の御前で手を合わせる時間を、ぜひお過ごし下さい。
南無阿弥陀佛
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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