浄土宗
紫雲山

迎接院ブログ

煎茶サロンでつきかげ
月かげの いたらぬ里はなけれども ながむる人の心にぞすむ
 
浄土宗の宗祖法然上人のお歌であり、浄土宗の宗歌でもございます。月の光は隔てなく、私たちを照らしております。阿弥陀様の光明は、私たち衆生を照らしてくださっているのです。お彼岸にはぜひ、お月様をながめてみましょう。その美しさを心で感じてみましょう。阿弥陀様のお慈悲の深さを、感じてみましょう。
今日は煎茶サロンでした。秋のお彼岸を前にして、お床の軸は「つきかげ」。息子が9才のときに浄土宗の奉納書道展に奉納して入賞し、軸装されて返却いただいたものです。親バカ亭主でお恥ずかしいことですが、本日のサロンにはこの軸を掛けました。
今月20日〜26日が秋彼岸で、21日は仲秋です。息子の書をふっと思い出していただいて、ぜひお月様を見上げていただくきっかけになればとの、本日の煎茶サロンでございました。場所は違えど見上げる月は、サロンの皆さまもそれぞれの場所で見上げておられるのだなぁと、そんな心温まるお彼岸を迎えていただきたいとの思いもあります。そして、ご先祖さまや仏様にも、手を合わせていただけたらと思うのです。
南無阿弥陀佛
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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