浄土宗
紫雲山

迎接院ブログ

春の煎茶会
寺子屋サロン
お軸は、塚本善隆上人の「和顔愛語」。『無量寿経』の「四誓偈」の後にある一節です。「和顔愛語 先意承問」と続きます。やわらかな笑顔で愛にあふれた優しい言葉で話しかける。そしてそれは、相手の心持ちを先んじて知り、その思いを満たしたいとの気づかいや心配り。阿弥陀如来さまが法蔵菩薩さまでいらっしゃったときのお姿です。私たちもそのようでありたいと願います。そんな、優しく愛にあふれたお茶会になりますようにと、今日の煎茶会のテーマでした。
 
 
今日の煎茶サロンは、寺子屋サロンの皆さんをお客様にお迎えして、春の煎茶会を致しました。当初は2月に予定していた初煎会が大雪の為に中止になり、今日に延期して春の煎茶会となりました。お客様に美味しいお茶を喜んでいただけますように、くつろいでいただけますように。お客様も協力くださって、和顔愛語の煎茶会になりました。
床の盛物は「万年和合大吉」、正客定めは「芝蘭富貴」、お菓子は菓子はなさんの「藤の花」でした。
煎茶サロンは、今日の活動で12年が終わります。干支が一回り。サロンの皆さんと過ごすお茶の時間は格別です。5月からは、13年目に入ります。これからも、一煎、一煎に心を込めて、楽しんでまいりましょう。
一緒にお煎茶しませんか。どなた様も気軽にご参加ください。。

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