夏休み子ども寺子屋、最終日でした。
今年初めての、雨の朝となりました。最後の日にもかかわらず、8時前から出かけてくる子たちもいて、元気な声が響きましたよ。
子ども寺子屋では、「自分で決めてする」ことを大切にしてきました。間違えたって良い!分からなくてもいい!困ってもいい!その時に、「どうしたらいいかな?」「何ができるかな?」と、それを『考えて』『決めて』『やってみる』。失敗しても、「じゃ、どうしようかな?」「次は何ができるかな?」と『考えて』『決めて』『やってみる』。それでだめでも、『簡単に諦めないで』、また考えてやってみる・・・。勉強でつけたい力は、これですよ!間違えることを恐れちゃいけないよ。間違えることを経験しなければ、間違えないようにすることばかり考えていたら、間違えることが怖くて、失敗することが怖くて、自分の一歩を踏み出すことに恐れを感じることになるのです。『正解や成功を積み上げること』を目指すのではなくて、『失敗含めて自分の意志で取り組んだ結果を積み重ねる』ことが大事です。子どもたちと、ずっとそんなことを語りながらの子ども寺子屋でした。
みんな自慢の子どもたちなのです。ようこそ、お寺に出かけてくれました。心の中にある素直な気持ちが、キラキラ光っているのを感じられる子どもたちです。思春期に入りかけている6年生たちも、実に素直な眼差しで参加してくれておりました。頼もしくて、嬉しかったです。
自分の人生を、自分の足で歩いていってね。応援してくれている人が、たくさんいることも忘れないで。仏様もご先祖様も、それに、和尚さんもおばちゃんも、ずっとみんなの応援団です。