浄土宗
紫雲山

迎接院ブログ

煎茶サロンでともいき
寺子屋サロン
 
 
急に寒くなりました。冷たい雨が降りましたが、お出かけくださった皆様と、和やかな煎茶サロンを楽しみました。ありがとうございました。
「柿しぶのそのままなれる甘露味や 昨日の闇も今日の明るさ」椎尾弁匡上人のお軸です。渋柿は煩悩まみれのこの私。愚者を自覚してお念仏を称える者は、この身このまま阿弥陀如来様が極楽へすくい取ってくださいます。この時季に、毎年お掛けするお軸です。
盛物は「菊痩蟹肥」。正客定めは「三雅集清」。お菓子は、菓子はなさんの「柚子の実」でした。
寺庭婦人より
きゃ〜、カメラマンさんがいなかったから、自撮り自分ばかりが大きくなっちゃったんですよ(笑)!
煎茶サロンでした。今日のお軸は、私のお気に入りの一つです。また、実はこの床の盛り物も、この季節のお気に入りです。風や霜で乱れた姿の菊の花と、この時季栄養を蓄えた蟹の姿を対比させた、「菊痩蟹肥」。
今日は、お休みの方も多かったのですが、素敵なお客様もいらっしゃって、とても嬉しい煎茶サロンでした。
 

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