かもめ幼稚園で作られて、毎年歌い継がれている「いもだいかんさまのうた」の一節です。子どもたちの歌声が、地域住民の歌声が、境内に大きく響きました。

今日は、地元夜見一区自治会主催の「第32回芋代官祭」でした。コロナ禍を経て、久しぶりにたくさんの方の参加による祭となりました。迎接院の境内にある「芋代官碑（芋塚さん）」は、薩摩芋の導入で飢饉から人々の命を救った、井戸平左衛門正明公の遺徳を偲ぶ代官碑です。米子市指定有形民俗文化財となっております。今ある私たちの命は、これまで大切に受け継がれたからこそある命です。「感謝を忘れない」と代官碑に手を合わせ、大人も子どもも一緒に楽しんで生きる今の姿を代官様に見ていただきました。

迎接院の芋代官碑についてはこちらからから

 

供養祭に始まり、住職による紙芝居、かもめ幼稚園さんによる「いもだいかんさまのうた」、上谷太鼓と寺子屋サロンによる踊り、最後は全員で歌う「いもだいかんさまのうた」。楽しくて、嬉しくて、ありがたい時間でした。詠唱奉納の様子は、写真に撮れませんでしたが、頑張りました。

芋代官祭の頃に咲く境内の夏椿は、今年も美しく咲いてくれました。お寺は年中無休です。いつでもお参りください。境内の芋代官碑にも、いつでもお参りくださいませ。