浄土宗
紫雲山

迎接院ブログ

本年最後の煎茶サロン
寺子屋サロン
本年最後の煎茶サロンでした。お菓子は、菓子はなさんの「寒椿」。お床の盛物は黄菊と山帰来で「黃花朱実」。正客定めは、春蘭と木瓜と隼人瓜で「閑窓清友」としました。二席の煎茶会を致しますが、和やかで、心温かかなサロン会です。皆さんの頑張りに、感動で胸が一杯になりました。ありがとうございました。来年も、どうぞよろしくお願いします。楽しみにしていただけるサロンとなりますよう、精進してまいります。どなた様にもご参加いただける煎茶サロンです。気軽にお問い合わせくださいませ。
 
 
 
お床には、無量寿経にある「四誓偈」から「為衆開法蔵 廣施功徳寶」をお掛けしました。椎尾辯匡上人の御真筆です。
「衆の為に法蔵を開いて、広く功徳の宝を施す」。
あらゆる生きとし生けるもののために仏法の蔵を開放し、広く功徳の宝を施して・・・。阿弥陀如来さまがまだ当時法蔵菩薩さまでいらしたころに、如来になるべく48願をたてられ、悟りをお開きになるために述べられた仏様の姿の中の一節です。私たちも、至らないことだらけの私たちであっても、このように生きていきたいものです。「生きとし生けるもの全てに」、どなたにも、気の合う合わない関わらず、どなたであっても。どなたにも心地よくご一緒いただける、そんな「ともいき」の煎茶サロンでありたいと思っております。

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